年長組の子どもたちのかまど炊飯体験・希望保護者の方の食育講義を組み合わせたおいしいごはんを食べよう県民運動『かまどごはん塾』を実施していただきました。

朝一番から”かまど隊”の方が、園庭にかまどを設営され、登園直後から「あれはなに?」と、期待が高まる子どもたち。みんなで準備を整え、初めてのかまど炊飯体験が始まりました!

まずは”ます”でお米の計量。

次は、お米を研ぎます。コツを教えていただいて・・・。



今度は、薪割体験!
”なた”で木を細く切って燃えやすくします。



見学していた年少さんと年中さんが、「がんばれ~」「おいしくな~れ」と応援してくれ、ますます年長さんのパワーがアップ!

薪をかまどにくべて、火をおこします。
火が大きくなるようにと、『ふ~っふぅ~』と一生懸命空気を送り込みます。


しばらく待つと、かまどから甘い香りが漂い、ぐつぐつとおいしそうな音も聞こえてきました。
そして、ついに「ご飯が炊けたよ」・・・待ちに待った蓋を開ける時間😋


この日の給食は特別♡
炊きたてのかまどご飯で更においしさ倍増でいただきました。

年中さん、年少さんも味見させてもらって大満足。
かまどご飯を食べた子どもたちは・・・
「ふわふわ」「おもちの味みたい」「あま~い」「煙の味もするね」「せんべいみたいな味もするよ」
「おかわりは大盛りにしよう」と、感じたままを口にして、味わっていました。
保護者の方は、子どもたちの活動見学の後に保田先生の食育講義を受け、昔から日本人の健康な身体は「米・豆・野菜・海藻・魚」が支えていたことやお米の力について楽しく教えていただきました。
もちろん、たきたてご飯の試食も!


最後に、年長児A君の言葉を紹介します。
「みんなで作って、みんなで食べて、今日のご飯は100倍おいしいね。」
私たちの身体を作る「食」について考える貴重な機会をいただき、保田先生をはじめ、かまどのごはん塾スタッフの皆様、本当にありがとうございました。