園庭で青い空に泳ぐ「こいのぼり」を見ると、朝の登園時に泣いていた子どもも、風を感じ、元気よく泳ぐ鯉たちの姿を指さして笑顔になります。新学期が始まり、1か月が過ぎましたが、子どもたちは少しずつ新しい環境にも慣れてきました。
子どもたちが身近な環境に関われることができるよう、年少・年中・年長・2歳児クラスの子ども達それぞれ園庭のプランターに野菜の苗を植えました。
毎日登園すると、各クラスで話合って決めた「お当番さん」が自分たちの植えた野菜の苗に水やりをしています。水やりをしてくれた子どもに、みんなが「ありがとう」と声をかけます。その感謝の言葉だけではありませんが、子どもたちは当番活動の役割を果たすことにより、「できた」「誇らしい」という経験が積み重なっていきます。当番活動を通して、自分が人の役に立つ喜びが感じられ、それが自分で行動する意欲につながるのではないかと思います。 毎日の活動によって、子どもたちの心も夏野菜と一緒にぐんぐん大きくなりますように・・・。