2022/9/26 13:46
神様のお話
ココロをこめて

 

聖書のことば

「ごく小さな事に忠実な者は、

大きな事にも忠実である。」

ルカ16:10

チャプレン 司祭 ダビデ林 和広

 

おはようございます。幼稚園に来てくれてありがとう。元気ですか?

 

もうすぐ9月も終わりですね。少し涼しくなってきました。秋の季節に入ります。10月に入ると運動会があり、12月にはクリスマス礼拝、ひまわり組さんは聖劇がありますね。

 

これからそれに向かって色々と準備します。先生やおともだちと色々とこうしよう、ああしようと話し合って、そのための練習をします。運動会、クリスマス礼拝、聖劇など1年の中でも大きな行事ですけど、そのためにこれから毎日、少しずつ準備をしていきます。

 

今朝の聖書のことばは、「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。」ということば。最近の礼拝の聖書のことばはむずかしいことばが続いていますね。

 

「忠実(ちゅうじつ)」ということばが出てきましたけど、むずかしいですね。簡単にいうと、ココロをこめる、ココロをこめてする、ということです。ココロをこめるとは、そのことにいっしょうけんめいやってみる、ということです。うまくできるかなあ、とこわくなってしまう、心配してしまうかもしれないけど、大切なのは、みんなと力を合わせていっしょうけんめい、やってみる、ということです。上手くできてなくても、失敗してもいい。それに向かっていっしょうけんめい、楽しくやっていく、それに向かって、毎日、コツコツと、ちょっとずつ、やっていくこと、そのことが大事なのです。毎日の小さな、小さな練習が大事で、それが大きな、目標につながっていく。

 

運動会もクリスマス会も聖劇も色々とすることがあるけど、ちょっとずつやっていくことで、ちょっとずつ、できるようになる。走ったりするのも同じで、いっしょうけんめい走っていくと、ちょっとずつ、速くなっていく。自分では気がつかなくても少しずつ速くなっていく。小さな毎日のことを大事にしていけば、どんどんとできるようになる。

毎日の小さな積み重ね、みんないっしょに楽しく元気にやっていけたらうれしいです😀