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2024/7/8(月)
海は広いな、大きいなー神さまからの恵み
聖書のことば「海も大きく広々としている。その中のうごめくもの大小の生き物は数知れない」詩編 104:25チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか? 昨日はとっても暑かったですね。朝にはセミが鳴いていました。来週には雨がたくさん降る期節である梅雨も終わりを迎えるようです。夏が来ますね。楽しみですね。夏休みも近づいています。 みんなは幼稚園ではもう何回もプールに入っていますが、夏と言えば「海」ですね。海に行って海で遊んだり、釣りをしたり、海の中の生き物を探したりするのはとっても楽しいですね。 今日の聖書の言葉は「海は大きく広々としている。その中のうごめくもの/大小の生き物は数知れない」という言葉。海はとっても、とっても広くて、そして、その海の中にはたくさんの生き物がいる。その数は数えきれないほどたくさんいる。という言葉。 みんな、水族館に行ったことがあると思いますが、そこにはたくさんの生き物がいますね。大きな水槽にたくさんの魚、エビとかクラゲ、貝とかいますね。イルカもいるし、アシカなどもいますね。大きな水族館だとクジラもいます。わーっ、すごいなあ!って思いますけど、でも、海はどんな大きな水族館よりも広く、大きくて、もっとたくさんの生き物がいます。はかりきれないくらいの広さ、大きさで、その中にはとっても大きな魚がいる。クジラやイルカもいます。私は山口県下関市というところで生まれ、関門海峡という海の近くに住んでいました。今も私のお父さん、お母さんが住んでいるので毎年夏には下関市に帰りますが、関門海峡ではたまにイルカが泳いでいます。大きな魚がいますし、フカというサメもいます。大きなエイもいます。自然の水族館ですね。 そのような広い大きな海が私たちが生きている世界に広がっています。聖書の言葉によれば、その大きな海も神さまが造ってくれたといいます。そこにあるたくさんの生命、その中にある魚とかエビ、イカ、貝などのいのちを頂いてわたしたちが生きています。美味しいお寿司を食べることができるのも、海の中にいるいのちがあるからです。 海の恵みに感謝しましょうね。世界の海にあるいのちで生かされていることを。そして、今、世界の海が私たち人間が出すゴミで汚されているといいます。海の中にいるたくさんのいのちがスクスクと育つことができるようにキレイな海となるように守っていきましょうね🙂
神様のお話
2024/7/1(月)
きらきらと光っている
聖書のことば「輝く星よ、こぞって主を賛美せよ。」詩編 48:3チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか? 7月に入りました。先週もお話しましたが、6月から7月にかけては梅雨の時期に入るので、天気が悪く、夜空を見ても星を見ることがあまりできない日々が続きます。しかし、梅雨が明けると晴れたよい天気が続き、星空をながめるのには絶好の季節となります。 7月からは東の空に「夏の大三角」というものが見えるようになります。それは3つの大きな星であること座の「ベガ」、わし座の「アルタイル」、はくちょう座の「デネブ」を結ぶことによってキレイな三角形が描かれます。大きな、大きな星たちが大きな、大きな夜空で大きな三角形を描くのです。 今朝の聖書の言葉は「輝く星よ、こぞって主を賛美せよ」という言葉です。聖書においては、夜空に見えるたくさんの星、そして、太陽も月も全て、神さまが造ったものであると言います。キラキラと輝く星たちは、キラキラと光ることを通して、神さまを賛美しているのだと言います。 賛美とは「すごい」、「ありがとう」とほめることです。この世界には美しいものがたくさんありますが、夜空に光る星たちはその中でも特にキレイで、わたしたちのココロをうれしくしてくれるものですが、その光る星たちは、神さまに向かってキラキラと輝きながら「神さま、ありがとう」と感謝しているのです。 キラキラと夜空に輝いているたくさんの星たちを見るとき、「あ、星たちも神さまにありがとうって感謝して、ほめているんだ!」、そう思いながら、キレイな星を見てくれたら嬉しいです。 梅雨が明けるのが楽しみですね。夏の夜空に輝く星たちをたくさん見てくださいね🙂
神様のお話
2024/6/24(月)
雨の恵み
聖書のことば「私は季節に応じて雨を降らせる。大地は実りをもたらし、野の木は実を結ぶ。」レビ記 26:4チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか? 日本のあちこちで梅雨入りの時期に入っています。わたしたちが住んでいる明石は近畿地方に属していますが、インターネットで見ると三日前の21日頃が梅雨入りなっていました。 大雨が降り過ぎると水害が起きたりして大変な状況になることがありますが、雨が全く降らないということになるとわたしたちの生活は非常に厳しくなります。雨が降らなければこの世界にあるあらゆるいのちあるものが困ります。飲む水も含めてわたしたちの生活は水無しでは成り立ちません。手や体を洗うこともできません。雨が降ってくれるから幼稚園のお庭のスプリンクラーから水が飛び出し、プールで遊ぶことができます。みんなが食べるお野菜や果物、そして、木々、草花も雨が降らなければ枯れて朽ちてしまいます。雨はとっても重要なものです。 今朝の聖書の言葉は「私は季節に応じて雨を降らせる。大地は実りをもたらし、野の木は実を結ぶ」という言葉。 「私」と言っているのは誰かというと、それは「神さま」。神さまがわたしたちが住んでいるこの世界中の人々に対して、季節に応じて雨を降らせると言います。そして、その雨によってこの世界の地にあるすべてのいのちあるものが元気になり、野菜や果物がたくさん実ると言います。 雨が降る仕組みは少し複雑ですが、雨はお天気の良い日に空に光輝く太陽の働きによるもので、それでお空にある雲ができ、そこから雨が降ります。はるか遠くにある大きな太陽の恵みがあって、それが雨の恵みを生み出しているのです。そんな大きなものは到底人間には造れない、大きな大きな神さまのちからによってこの世界の自然、いのちあるものが生かされているのです。 これから雨がよく降る時期に入りますが、神さまからの恵みがそこにあることを感じてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
2024/6/18(火)
6月14日(金)絵画の作品です
6月14日(金)に行われた絵画では、「こんな恐竜がいたかもしれない!」をテーマに絵の具とクレパスを使って絵を描きました。寺脇先生から図鑑を用いながら恐竜がいたときのお話を聞いたひまわり組さん。今日のテーマが恐竜と知ったときは「難しそう…。描けるかな?」と不安気な様子でしたが、「図鑑と同じように描かなくてもいいよ!」「しっぽはどんな感じにする?」「お腹の色は違う色にしてみようか!」など子どもたちの意見を聞きながら実際に描いてくださったことで、子どもたちも「すごいなあ!あんな恐竜にしよっか!」「早く描きたい!」と活動を楽しみにしていました!画用紙の色は陸・空・海・草原など、恐竜がいる場所をイメージして選んでいます。細かなところ以外はほとんど絵の具で描かれていますが、絵の具を出す場所や量にも注意しながら取り組んでいました。筆がパサパサになったら少し水につける、描くときは筆を優しく滑らせる…等意識しながら描けていました✨色や形も様々な恐竜たち。口から火を噴いていたり、卵が割れて赤ちゃん恐竜の手足が出てきていたり…。子どもたちが描いた恐竜が本当に存在していたかもしれませんね😄
ぼくようっこ便り
2024/6/17(月)
神さまが一番すごい
聖書のことば「天におられる私たちの父よ、御名が聖となりますように」マタイによる福音書 6:9チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?新しい1週間が始まりましたね。今日からプール遊びが始まりますね。楽しみですね。牧羊幼稚園では毎週月曜日はみんなで礼拝をおささげすることから始まります。礼拝とはお祈りをする時間ですが、お祈りするとはどういうことなのでしょうか?イエスさまのお弟子さんたちも同じような気持ちになってイエスさまにお祈りって何なのか? どのようにお祈りすればいいか教えて欲しい、そうお願いしました。イエスさまは弟子たちの言葉を聞いてお祈りを教えました。その祈りとは毎週、みんなが礼拝の中でささげる「天におられるわたしたちの父よ・・・」で始まる「主の祈り」です。今朝の聖書の言葉は、「天におられる私たちの父よ、御名が聖となりますように」という「主の祈り」の始めの言葉です。天におられる私たちの父よ、御名が聖となりますように」という言葉ですが、何だかよくわからないむずかしい言葉ですね。今日のお祈りは、天におられる神さまに対して呼びかけているのですが、「御名」とは神さまの名前のことです。牧羊幼稚園ではお誕生礼拝をおささげしていますが、お誕生日礼拝の後のお誕生会の時に先生がお誕生を迎えるおともだちに「お名前はなんですか?」と聞きますね。聖書の中でもある人が神さまに対して「あなたのお名前は何ですか?」と質問をする場面があります。その時、神さまは、わたしの名前は「わたしはいつもいる」という名前だと答えました。「いつもわたしたちといっしょにいる」、そういう名前だと言います。何だかよくわからないけど、一つ言えるのは、神さまはみんなといつもいっしょにいるよ、ということを伝えます。それが神さまなんですと。神さまは「みんなと一緒にいる」という名前をもっているのですが、その神さまのお名前が「聖となりますように」という言葉が続きます。聖書はもともとギリシア語という言語で書かれていて、それがいろんな言語に訳されているのですが、「聖とされますように」とは「ほめたたえる」という意味もあります。神さまってすごい!とほめるのです。わたしたちが生きている世界にはすごいものがたくさんある。特に今の時代はI Tの時代です。グーグルやSiriなど、スマートフォンで何かを聞けば何でも教えてくれます。道がわからなくなったらすぐにどこにいるかわかります。世界中、どこにいても繋がり合うことができる時代です。これらはすべて「すごい」ものと言われているものです。でも、ITは雨がいつ降るか、天気がどうなるかは教えてくれますが、雨を自由自在に降らすことや止めることはできませんし、とっても暑いのですぐに冬にするとか、季節を変えることもできません。ITの力ですごい薬を作って、わたしたちのいのちを引き伸ばすことはできても、わたしたちが死ぬことなく、ずっといのちを持ち続けることもできません。イエスさまが生きていた時代にはスマートフォンはありませんでしたが、イエスさまは、どんなにすごいものがこの世界にあっても、それは人間が作ったものであり、わたしたちにいのちを与え、全てを包み込んでおられる神さまをわたしたち人間は超えることはできないということをお祈りの言葉を通して伝えられました。神さまは一番すごいのだ、ということを祈りを通してほめたたえていること、このことをみんなが主の祈りを唱えるときにおぼえてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
2024/6/16(日)
仕えるリーダー
聖書のことば「頭になりたい者は、すべての人の僕になりなさい」マルコによる福音書 10:44チャプレン 司祭 ダビデ林 和広おはようございます。元気ですか? 「チーム」という言葉があります。野球とかサッカーとかスポーツをする集まり、仲間のことです。スポーツ以外でも一つのことをみんなで一緒になって何かをするときに「チーム」を作ることがあります。みんなそれぞれ、ひよこ組さんから、ばら組さん、もも組さん、ひまわり組さんというクラスにいますが、それぞれが「チーム」としていろんなことをいっしょにしているということができます。そしてそのチームにはチームをまとめてくれる人がいます。チームの監督、コーチ、キャプテンと呼ばれるリーダーがいて、チームをまとめます。みんながいる幼稚園ではそれぞれのクラスに先生がいますね。幼稚園全体では園長先生がいます。みんなをまとめるリーダーとしての役割を果たしています。今朝の聖書の言葉は、「頭になりたい者は、すべての人の僕となりなさい」という言葉です。頭(かしら)とか僕(しもべ)とかむずかしい言葉が出てきましたね。頭(かしら)とは先ほど言ったチームの監督、コーチ、キャプテン、先生など、チームをまとめる人のことです。いろんな仕方でこのような役割が決められるのですが、大事なことは、頭(かしら)になる人は、みんなの僕(しもべ)となると言うことを今日の聖書の言葉はわたしたちに伝えてくれています。僕(しもべ)とはみんなのために仕える人のことを言います。仕えるとはみんなのためにみんなを支えることです。今朝の言葉はリーダーになる人は、みんなのために、みんなに仕える人でいてねっていう意味です。みんなの幼稚園での先生たちは、仕えるリーダーとしてみんなを支えてくれています。みんな一人ひとりの持っている力を引き出すためにどうすれば良いかをいつも考えてくれています。みんなの先生はみんなが幼稚園にいない時でも、みんなのことを考えて、みんなが毎日、元気で過ごしてくれるように色んな準備をしてくれているのです。自分はリーダーで一番偉いので、周りのみんなが自分に仕えなきゃいけない、と言う考えではなく、みんなのために、みんなに仕え、生きる人こそが本当のリーダーであることを今日の聖書の言葉は伝えてくれています。みんなもこれからどんどん大きくなるにつれ、色んなチームの中に入り、リーダーとして生きていく機会が与えられるでしょう。その時には今日の聖書の言葉、「仕えるリーダー」のことを思い出してくれたらうれしいです🙂
神様のお話
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