記事
2025/7/7(月)
夜空をみあげて
聖書のことば「あなたの指の業である天をあなたが据えた月と星を仰ぎ見て、思う。」詩編 8:4チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  今日は七夕ですね。七夕では短冊に願い事を書いて笹の葉に吊したりしますが、幼稚園では2日にそれを行いましたね。皆さんの願い事は天の神さまが見てくれていると思います。 これから夏の夜空を見る時期に入ります。夏の夜空に特別にキラキラと光る星たちもあるので楽しみですね。 明石には天文科学館があってプラネタリウムという星を見るお部屋があります。真っ暗な部屋でちょっと怖いですが真っ暗なので星が綺麗に見えます。今、私たちが住んでいるところは夜でも明かりがたくさんついていますし、大きなビルやマンションにも明かりがついているので、夜でも明るく感じるところがあります。もしよければ、おうちで家族のみんなと部屋の電気を消して夜空を見上げて欲しいと思います。 今日の聖書のことばは、「あなたの指の業である天をあなたが据えた月と星を仰ぎ見て、思う。」という言葉です。 今日の聖書の言葉は、今から数千年前、今のようにお部屋にある電気や大きなビルもマンションも無い時代に書かれた言葉です。その時代の人たちが見た夜空にはただ月と星しかありません。その夜空いっぱいに輝く月や星たちを見ながら、このようなたくさんの星も月もすべて神さまが造ったものなのだ!と感じてこの聖書の言葉を記したのです。 私たちが生きている世界は、いろんなものが発明されて景色が変わっていますが、夜空に輝く月や星たちは全く変わらない昔のままです。先にもお話しましたが、これから綺麗な夜空が見える期節に入るので、たくさん夜空を見上げて欲しいと思います。 今日はいい天気ですね。楽しい1日を過ごしてください🙂
神様のお話
2025/6/30(月)
天から降ってくる神さまのやさしいこころ
聖書のことば「天よ、上から水を滴らせよ。雲よ、義を降らせよ。地よ、開いて、救いを実らせよ。正義を共に芽生えさせよ」創世記 1:14チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  雨が降り続く期節である梅雨が終わったようです。これから夏が来ます。楽しみですね。 明日から7月に入りますが、7月17日に幼稚園の夏まつり、その翌日18日に終業式があって1学期が終わります。夏休みに入ります。二学期は9月から始まりますが、夏休みの間の毎年8月6日、9日には広島、長崎に原子力爆弾が投下されて亡くなった方々のため、そして、平和な世界となるようにお祈りがささげられます。今もロシアによるウクライナ侵攻、イスラエル・ガザ戦争、イスラエルとイランとの戦争など、世界のあちこちで争いが起きています。今、日本では戦争がなく、みんな普通に幼稚園に来ることができていますが、遠いところで戦争があるところでは幼稚園に行くことができず、ずっと隠れていなければならないおともだちがいます。命を失ったおともだちもいます。戦争がない平和な世界となるように祈る必要があります。 今朝の聖書の言葉は少し長くむずかしい言葉です。「天よ、上から水を滴らせよ。雲よ、義を降らせよ。地よ、開いて、救いを実らせよ。正義を共に芽生えさせよ」という言葉です。 天からの雨によって多くの野菜や果物ができて、みんなはそれを美味しく食べることができます。それは天からの神さまからのお恵みです。そして、今日の聖書の言葉ではそれに加えて、天から正義を降らせてくださいと願う祈りがあります。「正義」、むずかしい言葉ですが、聖書では「神さまがすること」という意味があります。人間同士が争うことは神さまが願っていることではありません。神さまの優しい心が天からたくさん降ってきて、世界中が平和になりますようにという祈りの言葉が今日の聖書の言葉です。 先にもお話したように、世界のあちこちで戦争が起きていますが、1日も早く戦争が終わって、今、悲しんでいるおともだちが元気で過ごすことができるようにお祈りしてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
2025/6/23(月)
神さまの造られた世界の中で生きる
聖書のことば「天の大空に、昼と夜を分ける光るものがあり、季節や日や年のしるしとなれ」創世記 1:14チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  すごい雷(かみなり)でしたね。大丈夫ですか?驚きましたね。雨はしばらく降りそうですが、雷(かみなり)の方は少し落ち着いたようです。 雷(かみなり)は(かみ:神)」と言う言葉があるように、昔の人たちは、カミナリは神さまが鳴らしているものと考えていたそうです。しかし、実際にはカミナリは空気と空気とがぶつかりあってゴロゴロと大きく鳴り響くのであり、神さまがみんなを驚かせたり、怖がらせたりするために鳴らしているのではないので安心してくださいね。 さて、今日の聖書の言葉は、「天の大空に、昼と夜を分ける光るものがあり、季節や日や年のしるしとなれ」と言う言葉です。私たちが生きている世界が神さまによって創造されたという物語の中にある言葉です。これから梅雨が明けると夏が来ます。夏の夜空にはキレイな星がたくさん輝きます。海に行って遊んだり、山に行って虫を採ったりとたくさんの楽しいことが待っています。 私たちが見ることのできるキレイな景色は神さまが創造され、みんなはその中で楽しく生きることができるのです。 これから夏が来るのが楽しみですね。今週も一週間楽しく元気に過ごすことができますように🙂
神様のお話
2025/6/16(月)
目には見えないお恵み
聖書のことば「成長させてくださったのは神です。」コリントの信徒への手紙一 3:6チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  今日からプール遊びが始まりますね。 今は梅雨の時期なので雨がたくさん降ることがありますが、雨が降るおかげで私たちは水を飲んだり、お風呂に入ったりすることができます。幼稚園のお庭にある木々、草花も雨が降ることで元気に育つし、みんなが食べるお野菜も雨のおかげで美味しく食べることができます。教会の玄関の前にあるゴールドクレストいう植物が植えられていますが最初はとっても小さかったのに気がついたらすごく大きくなっています。 今朝の聖書の言葉は「成長させてくださったのは神です」という言葉です。私たち人間含めてこの世界のいのちあるものすべて、天からのお恵みである雨、また太陽の光といった栄養がなければ生きていくことができません。神さまの姿は目には見えないけど、私たちにいつもお恵みを注いでくれているのです。そのお恵みによって心とからだがどんどんの成長していることを覚えてくれたらうれしいです🙂 先ほどお話しましたが、今日からプール遊びが始まります。ケガや事故なく、水のお恵みを感じながらみんなが楽しく元気にプールで遊ぶことができますように今からお祈りしましょう。
神様のお話
神様のお話
2025/6/2(月)
あつまるーみんなのちからー
聖書のことば「互いに重荷を担いなさい。」ガラテヤの信徒への手紙 6:9チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  今日からトライやるウィークで大蔵中学校と朝霧中学校から5人の生徒の方々が牧羊幼稚園に来て下さっています。この幼稚園を選んで来てくれてありがとうございます。5人のうちに3人の生徒さんは牧羊幼稚園の卒園生と聞いています。久しぶりの幼稚園での礼拝ですね。 牧羊幼稚園では毎週月曜日にみんなが集まって礼拝をしていますが、ここで礼拝をする目的は神さまにお祈りをささげることでありますが、それに加えてみんながここに「集まる」こともその目的の一つです。みんなが一つの場所に集まって、礼拝を通してつながりを深めてお互いを知っていく、幼稚園で楽しく過ごしていく、その心を大切にしています。 今日の聖書の言葉は「互いに重荷を担いなさい」という言葉です。 難しい言葉ですが、一人では出来ないこともみんなが集まって力を合わせればできるようになることを伝えてくれています。 周りの人と力を合わせること、それによってどんどんといろんなことができることをお互いに知っていくことができればと思います。 この思いを大切にしながら今日1日、楽しく過ごしてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
2025/5/26(月)
どんなことでも心を込めて
聖書のことば「ごく小さなことに忠実なものは、大きなことにも忠実である」ルカによる福音書 16:10チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  お休みの間、楽しく過ごしましたか? 今日の聖書の言葉は「ごく小さなことに忠実なものは、大きなことにも忠実である」という言葉です。 私たちが生きている世界にはいろいろな働きがあります。みんなの周りにいてくれる先生のような働きもその働きの一つですが、いろいろな働きの中には難しい病気を治す薬を発明して多くの命を救う人の働きやみんなも使っているインターネットを開発する働き、スマートフォンやゲームの発明をする働きなどがあります。スポーツ選手もみんなに夢を与える働きを担っています。野球の大谷翔平選手は世界一野球選手として多くの人が知っていますね。 このような偉大なことを成し遂げる人はもちろんすごい才能を持っているのですが、それ以上にすごいのは毎日、見えないところで小さな努力を積み重ねているということです。小さなことの積み重ねが大きな結果につながっているのです。 しかし、ここで一つ伝えたいことがあります。それは大事なのは大きな結果を残すことではありません。大切なのはどんな小さなことでも、心を込めて目の前にあることをやっていくということです。 みんなそれぞれいろんな夢があると思いますが、小さなことの積み重ねが未来につながっていく、そのことを胸に留めてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
2025/5/19(月)
どこにいてもまもってくれている
聖書のことば「主ご自身があなたに先立って行き、あなたと共におられる」申命記 31:8チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?  土曜日、日曜日と楽しく過ごしましたか? 今日の聖書の言葉は「主ご自身があなたに先立って行き、あなたと共におられる」という言葉です。 先日、おとうさん、おかあさんといっしょに明石公園に行って遊んだことを覚えていますか?その中でおとうさん、おかあさんといっしょにシールを持っている先生たちを探しながらあちこち歩き回りましたね。 これはわたしたちの人生と同じです。みんなどんどん大きくなって小学生、中学生、高校生になっていきます。いろんな人と出会っていきます。そうして大人になっていきます。今、みんなそれぞれ大きくなってしたいこと含めていろんな夢があると思いますが、いろんな出会いや出来事を通していろんな夢がふくらんでいきます。今思っていることと違うことをしているかもしれません。いろんなものを見て、聞いて、触れて成長していくのが人生です。 みんな、それぞれの人生を歩みます。その人生の中にあってみんながどこに行こうともそこには神さまがいてくれる、そしてみんな一人一人を支えてくれる、このことを伝えてくれているのが今日の聖書の言葉です。 どこに行こうともいつも見守ってくれている。そのことを思いながら安心して楽しく過ごしてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
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