新着記事
2023/9/25
してもらったことをおもいだす
聖書のことば「開けてみると赤ん坊がおり、しかも男の子で、泣いていた。」出エジプト 2:6チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?少し涼しくなりましたね。今朝の聖書のことばは「開けてみると赤ん坊がおり、しかも男の子で、泣いていた。」ということば。何のことか分かりずらいですね。今日の聖書のことばは、モーセという人の物語のはじめにあることばです。モーセはエジプトというとっても大きな力のある国で生まれた子ですが、彼はエジプト人ではなくヘブライ人の子としてこの国に生まれました。エジプトの王様はヘブライ人たちを支配し、自分のためにたくさん働かせて、苦しめていましたが、エジプト人とは違うヘブライ人の子どもがどんどん生まれてくるのを見て、将来、ヘブライ人がエジプト人よりも多くなり、力をつけると自分たちは負けてしまうかもしれない・・・今のうちに生まれてくるヘブライ人の男の子の赤ちゃんのいのちを全部うばってしまおう、そう決めて、そのようにするようにみんなに命令しました。そうした中でモーセは生まれました。エジプトの王様の命令にしたがえば、モーセのいのちは奪われる。モーセのおとうさん、おかあさんはナイル川という川のそばの草があるところにモーセをかごに入れて、覆い隠すようにしてそこに置き、離れてどうなるか見ていました。すると、そこにエジプトの王様の娘が水遊びのためにナイル川に来たとき、赤ちゃんのモーセを見つけます。モーセはびっくりしたのか、こわかったのか、泣きました。王様の娘はそれを見てかわいそうに思い、助けるようにと伝えます。モーセはいのちをうばわれずにすんだのです。 エジプトの王様は自分のことばかりを考えて、小さな赤ちゃんのいのちをうばうほどおそろしい人であったのに、王様の娘はとってもやさしいこころを持っていました。モーセはこのやさしいこころにいのちを助けられ、スクスクと大きくなりました。 その後、モーセは大きくなり、神さまからエジプトの王様のもとで苦しんでいる仲間を助けるためにみんなを連れてエジプトから脱出するようにという使命を受けます。はじめはそんなことは自分にはできないと言ったけれど、神さまの助けによってモーセは立ち上がります。自分はいのちをうばわれるところを助けられて今、ここに生きている。今度は周りの人のいのちを助けるためにその神さまからの使命を受け入れよう!モーセはそう思うようになります。モーセは大きなチャレンジをしたのです。助けてもらったこと、してもらったことに対する「ありがとう」のこころによって、モーセは周りの人にお返しようと思ったのです。わたしたちはいろんなことを周りの人たちにしてもらってスクスクと成長し、大きくなり、今を生きています。そのことをおもいだしたとき、今度はみんなのやさしいこころを周りの人たちに分かち合ってほしいと思います🙂
神様のお話
2023/9/11
あなたが大切です
聖書のことば「一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある」ルカ 15:10チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか? 幼稚園に来てくれてありがとう。 今朝の聖書のことばは「一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある」ということば。 むずかしいことばですね。 そのようなことばの中で、一番大切にしたいのは、「ひとり」ということば。 わたしたち人間は良い時も良くない時もあって、たまにおこられてしまうこともしてしまっていつも良いことばかりできるわけではありませんね。みんなのことを想って分け合ったり、助け合ったりしないといけないよ、と言われても自分の好きなようにしたい時もあるし、分け合わずに自分のものにしたい時もあります。人間だからそんな時もあります。 そんな時でも、神さまは、「もう好きなようにする子なので私はこのおともだちのことは知りません。」とは言われない。好きなようにしていても、そのおともだちが困ったり、苦しい想いになったりしてはいないかといつも見守ってくれているのです。 みんなの周りにいる先生も同じように見守ってくれている。みんなが先生のこと、おともだちのことを想うことがなくても、「だいじょうぶかな?」って心配し、みんなのことを見てくれています。 みんな、「一人ひとり」が大事であり、どうでもいいという人はいないのです。一人ひとりのことを神さまは見てくれているのです。 みんな、一人ひとりが神さまに大切にされているおともだちなのです。 その神さまの想いを今日、憶えてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
牧羊幼稚園ってどんなところ?

キリスト教に基づいた

一人ひとりを大切にする教育 

 

牧羊幼稚園は、目の届いた温かい保育をする小規模園です。

お祈り、遊び、お友だちや保育者との関わりを通して、他者を思いやる心を育てる保育をしています。

 

 

教育目標

牧羊幼稚園では、下記の教育目標を基に、あらゆる行事と活動を行っています。

  1. 神様と人から愛される子ども
  2. 健康で明るい子ども
  3. 精いっぱい遊べる子ども
  4. 思いやりと温かい心をもつ子ども

保育内容・アクセス等は、HPをご覧ください。