新着記事
2024/10/21
バトンタッチ
聖書のことば「強く、雄々しくあれ」ヨシュア記 1:6チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか? 先週の礼拝で出エジプト記という本の中にあるモーセの物語のお話をしました。エジプトのファラオからイスラエルの民を助けるためにエジプトから脱出しなさいと言われたモーセはそれにチャレンジしました。あと少しで脱出できると思ったら目の前で大きな海があり大ピンチ。モーセたちはファラオの軍隊に追いつかれそうになりますが、そこで神さまの助けがあり、目の前の海が開け、モーセとイスラエルの民は無事にエジプトを脱出することができました。しかし、この物語はこれで終わりません。モーセとイスラエルの民は神さまが示すところへ旅するようにと言われます。わたしたち人間はやがて天の神さまのもとに帰る日が来ます。いつまでもこの地上で生きることはできません。モーセは時が満ちて神さまのもとに帰りました。さあ、どうなるのか?モーセへの神さまの計画はヨシュアという人に引き継がれます。こないだみんなで頑張った運動会ではバトンでつなぐリレーなどがありましたね。それと同じでヨシュアはモーセからバトンを受けてイスラエルの民と旅をすることになります。今日の聖書のことばはモーセからバトンを受けたヨシュアという人へのことばです。「強く、雄々しくあれ」とは、おそれるな!だいじょうぶ!という神さまからのはげましのことばです。神さまがいつも一緒にいる、だから大丈夫なんだと。その神さまは今も同じようにわたしたちの世界を良い世界へと変えようとしてくれています。神さまの計画はとっても長く、その時、その時に神さまはいろんな人にバトンを渡して、神さまの計画を進めるようにされるのです。神さまの計画とはこの世界に生きている一人一人が優しいココロになって、神さまとつながって生きる世界になることです。そのために人から人へとバトンをつないでいくのです。今、みんなはおうちの人たちや先生たちから毎日、優しいココロを受けて生きています。その優しいココロをたくさんもらって育ち、みんなが大きくなったら、それを今度は小さなこどもたちにそのココロを渡していくのです。リレーのバトンのように。優しいココロをたくさんもらって、それをバトンタッチしていく。そのことを覚えてくれていたらうれしいです🙂
神様のお話
2024/10/18
神さまのちから
聖書のことば「アロンが自分の杖をファラオとその家臣の前に投げると、杖は大蛇になった。」出エジプト記 7:10チャプレン 司祭 ダビデ林 和広おはようございます。元気ですか?今日の聖書の言葉は、出エジプト記という物語の中にある言葉です。今から何千年も前にエジプトという地で起きたお話です。エジプトという国は今でもありますが、この国のファラオと呼ばれる王様がいて、ものすごい力を持っていました。そこにイスラエルの民と呼ばれる人たちがいましたが、毎日、ファラオからとっても大変な仕事を与えられて苦しんでいました。お休みもなく、苦しい日々を過ごしていました。そのような苦しい日々を過ごしているイスラエルの民を助けようと神さまはモーセという人を呼んで、イスラエルの民を助けるためにエジプトから脱出しなさいと言います。モーセは、ファラオは強い軍隊を持っているし、イスラエルの民はたくさんいるし、自分一人ではぜったいに無理だと言います。しかし、神さまはモーセに対して、いつもいっしょにいるから大丈夫、必ず出来ると励まします。今日の聖書の言葉はモーセとモーセのお兄さんであるアロンに語りかけた言葉ですが、神さまはモーセとアロンにいつもいっしょにいて、力を与え、助けているということを目で見えるカタチであらわすために、アロンの杖を大きなヘビに変えます。手品のように見えますがそうではなく、神さまはなんでも出来る、どんなことからも助ける力があることを知らせるためにそのようにしたのでした。神さまはわたしたち人間が思うよりもはるかに大きな力を持っていて、神さまがこうする!と思うことがあれば、そうなっていくのだ、ということをこの物語は私たちに伝えてくれています。神さまは苦しんでいる人のことは決して見捨てることはなく、必ず大きな力によって助けてくれるということをこの物語を通しておぼえてくれたらうれしいです🙂
神様のお話
2024/10/18
きっと大丈夫ー希望ー
聖書のことば「あなたは自分の杖を上げ、海に向かって手を伸ばし、海を二つに分けなさい。」出エジプト記 14:16チャプレン 司祭 ダビデ林 和広 おはようございます。元気ですか?今週の聖書の言葉は先週の続きで出エジプト記という物語の中にある言葉です。先週の礼拝の中で、エジプトという国のファラオという王様のところで、大変な仕事を与えられて苦しんでいたイスラエルの民を助けようと、神さまはモーセという人を呼んで、イスラエルの民を助けるためにエジプトから脱出しなさいと言ったというお話をしました。モーセは神さまの言葉を聞いてファラオは強い軍隊を持っているし、イスラエルの民はたくさんいるし、自分一人ではぜったいに無理だと言いますが、神さまはモーセに対して、いつもいっしょにいるから大丈夫、必ず出来ると励まします。それを聞いてモーセはエジプトを脱出にチャレンジしますが、そこにファラオの軍隊が追いかけてきます。目の前は大きな海、そのまま進めば海でおぼれてしまいます。でも、後ろからはファラオの軍隊が!「わーっ、もうダメだ!、ファラオの軍隊につかまってしまう!」と大ピンチ!そんな時、モーセは「大丈夫!神さまが助けてくれる!」とイスラエルの民に伝えます。そのモーセの言葉を聞いて、神さまが言った言葉が今日の聖書の言葉です。「あなたは自分の杖を上げ、海に向かって手を伸ばし、海を二つに分けなさい。」という神さまの言葉を聞き、モーセがそのようにすると、海が二つに分かれ、地面が出てきて、そこをモーセとイスラエルの民が通ります。しかし、モーセたちが通ると海が元に戻り、ファラオの軍隊は前に進むことができず、モーセたちはエジプト脱出に成功することができたのです。すごい奇跡ですね。信じられない奇跡です。幼稚園の近くには大蔵海岸がありますが、目の前にある大きな海が二つに分かれて、歩いて淡路島まで行けるなんてことは想像できないですね。でもこの奇跡の物語は今もなおずっと語り、伝えられているものです。この物語をどのように読み、聞いたらいいのでしょう。この物語を読むときに大切なことは、本当にこのような奇跡がここに書いてあるとおりに起きたかどうかというよりも、何千年の前にファラオの軍隊からイスラエルの民を助けてくれた神さまは今も、ここに生きていて、同じように苦しんでいる人たちの声を聞いてくれている!ということなのです。いろんな仕方で神さまはわたしたちの声を聞いてくれている。大切なのは、モーセのように、どんなに不安なことがあってもきっと神さまはその声を聞き、手を差し出してくれると「希望」を持つことなのです。わたしたちにとって大切なのは「希望」、「きっと大丈夫」という心なのです。「希望」が生きる力を与えてくれるのです。きっと大丈夫、必ず、自分を助けてくれる神様がいて、その神様が自分を助けてくれる人を与えてくれる、この希望をいつも大切に胸にしまっていてほしいです🙂
神様のお話
牧羊幼稚園ってどんなところ?

キリスト教に基づいた

一人ひとりを大切にする教育 

 

牧羊幼稚園は、目の届いた温かい保育をする小規模園です。

お祈り、遊び、お友だちや保育者との関わりを通して、他者を思いやる心を育てる保育をしています。

 

 

教育目標

牧羊幼稚園では、下記の教育目標を基に、あらゆる行事と活動を行っています。

  1. 神様と人から愛される子ども
  2. 健康で明るい子ども
  3. 精いっぱい遊べる子ども
  4. 思いやりと温かい心をもつ子ども

保育内容・アクセス等は、HPをご覧ください。