聖書のことば
「あなたの指の業である天を
あなたが据えた月と星を仰ぎ見て、思う。」
詩編 8:4
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか?
今日は七夕ですね。七夕では短冊に願い事を書いて笹の葉に吊したりしますが、幼稚園では2日にそれを行いましたね。皆さんの願い事は天の神さまが見てくれていると思います。
これから夏の夜空を見る時期に入ります。夏の夜空に特別にキラキラと光る星たちもあるので楽しみですね。
明石には天文科学館があってプラネタリウムという星を見るお部屋があります。真っ暗な部屋でちょっと怖いですが真っ暗なので星が綺麗に見えます。
今、私たちが住んでいるところは夜でも明かりがたくさんついていますし、大きなビルやマンションにも明かりがついているので、夜でも明るく感じるところがあります。もしよければ、おうちで家族のみんなと部屋の電気を消して夜空を見上げて欲しいと思います。
今日の聖書のことばは、「あなたの指の業である天をあなたが据えた月と星を仰ぎ見て、思う。」という言葉です。
今日の聖書の言葉は、今から数千年前、今のようにお部屋にある電気や大きなビルもマンションも無い時代に書かれた言葉です。その時代の人たちが見た夜空にはただ月と星しかありません。その夜空いっぱいに輝く月や星たちを見ながら、このようなたくさんの星も月もすべて神さまが造ったものなのだ!と感じてこの聖書の言葉を記したのです。
私たちが生きている世界は、いろんなものが発明されて景色が変わっていますが、夜空に輝く月や星たちは全く変わらない昔のままです。先にもお話しましたが、これから綺麗な夜空が見える期節に入るので、たくさん夜空を見上げて欲しいと思います。
今日はいい天気ですね。楽しい1日を過ごしてください🙂