聖書のことば
「種は芽を出して成長するが、
どうしてそうなるのか、
その人は知らない」
マタイによる福音書 4:27
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか?
ゴールデンウィークはたくさん遊びましたか?
昨日は雨でしたが、それ以外の日は天気が良くて良かったですね。
春になってどんどんと花が咲き、木々が生い茂ってきていますが、これからの季節はどんどんと伸びてくる草を刈ったり、木を切ったりしなければなりません。時間があるときに草や木を切っていますが、短く切ったところがあっという間に草だらけになっていたりして、その成長のスピードにびっくりします。気がつかないうちにどんどんと伸びてくるし、あれ?こんなところに花があったかな?って不思議に思うことがあります。
さて、今朝の聖書のことばは「種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない」ということば。
お花や木々はそのはじめは小さな種ですが、それが地に撒かれてその種から芽が出て、成長して、葉が出て、成長して実がなり、花が咲きます。私たち人間にはそれがどのように成長しているかは大きくなってくると目で見てわかりますが、大きくなるまでの成長はなかなかわかりませんね。気がついたら伸びて大きくなっている、そのような感じですね。みんなの体も同じですね。少しつずつ寝ている間とか含めて伸びていて、気がついたら目に見える形で大きく成長している。毎日ちょっとずつの成長の積み重ねがあって、だんたんと大きく伸びていっているのです。
体だけではありませんね。みなさんは幼稚園でいろいろなことに取り組んでいますが、最初はできなくてもちょっとずつできるようになっていきます。ちょっとずつ、ちょっとずつ、いろんなことができるようになっていって、気がつけば目に見える形でそれがわかるようになるのです。はじめはむずかしくてうまくできていないなあと思うことも、ちょっとずつ成長していて、自分では気がついていなくても成長を積み重ねているのです。
みんな一人ひとり、成長する力を神さまから与えられていてちょっとずつどんどん成長する機会が与えられています。どこまで成長するか誰にも分からない!楽しみですね!どんどん成長していくことを楽しみにしながら今日も1日、楽しく過ごして下さいね💪