「イエスがいっしょにいる」
聖書のことば
「わたしが命のパンである」
ヨハネ 11 :25
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。今日も幼稚園に来てくれてありがとう。元気ですか?
みんな、朝起きてご飯食べましたか?朝、起きて、ご飯食べこと、お昼、夜、しっかりと食べることとっても大事なことです。しっかりとご飯を食べることを通して、みんなの体の中にどんどんと栄養が入っていって、みんなの体はどんどんと成長していきます。食べることはみんなが元気に生きていく上でとっても大切なものであるのです。
今朝の聖書の言葉は、「わたしは命のパン」という言葉。「わたしは命のパン」という言葉は、イエスさまが周りの人に対してつたえた言葉です。
難しい言葉ですね。イエス様が「パン」であると言います。パンにはいろんなパンがありますね。でも、イエスさまがいう「パン」とはみんなが朝やおやつに食べている「パン」とは違います。
イエスさまがいうパンとはイエスさまのことです。イエスさまがいう「パン」とは食べるパンではなくて、イエスさまのことば、イエスさまのことです。今はみんな、ご飯、パン、パスタ、ラーメン、うどん、蕎麦とかいろんな食べるものがあるけど、イエスさまの時代はパンがとっても大切で欠かせない食べ物で生きていく上で大切なものでした。イエスはその食べるパンと同じくらい、自分のことば、自分と一緒にいることが大事だと伝えているのです。
どんなに美味しいお弁当、食べるモノがあっても、みんながプンプン怒っていたり、悲しくて泣いていたりしているときに食べるご飯はあんまり美味しくない。そう思いませんか?
みんなが楽しく元気でご飯を食べることができるように、イエスさまがみんなのココロを元気にしてくれます。ココロが元気だと食べるものも美味しい。元気じゃなかったら、食べるモノも美味しくない。ご飯をしっかり食べつつ、いつもいっしょにいてくれて元気を注いでくれるイエスさまのこと、覚えてくれたら嬉しいです。