聖書のことば
「あなたの天を、あなたの指を
わたしは仰ぎます。
月も、星も、あなたが配置なさったもの。」
詩篇 8:4
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか?
みんなも行ったことがあると思うけど、牧羊幼稚園の近くに明石市立天文科学館がありますね。
わたしの息子二人はプラネタリウムが大好きで明石に引っ越してきた時にはよく行っていました。宇宙のことが好きで、壮大な宇宙の世界や星について嬉しそうに語ってくれました。
今朝の聖書の言葉は、「あなたの天を、あなたの指をわたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。」という言葉。
この言葉は何千年前に記された詩ですが、空を見上げて、その広くてキレイな空の月や星を見て、これはすごい、人間には絶対に作れない景色であり、このキレイな空の月、星はきっと神さまがお造りになったものなのだ!そのような思いがこの詩に込められています。とってもすごい神さまの力を感じ、そのすばらしさを伝えてくれているのです。
「あなたの天を、あなたの指の業を仰ぐ(あおぐ)」。「あおぐ」良い言葉です。上を見るという意味もありますが、その他の意味を持っています。
大きな、大きな空、宇宙も、神さまであれば指でお造りになることができるくらい神さまははるかに大きくてすごい力があり、この広い世界、宇宙も神さまがすべておさめてくれて、その中でわたしたちは生きていることをみとめること。自分よりも偉大な方がおられることをみとめること。それが「あおぐ」という言葉にあらわされているのです。
今日はいい天気ですね。キレイな夜空をそのようなココロで見上げてくれたらうれしいです🙂