聖書のことば
「あなたがたは神に愛されている子供です」
エフェソ 5:1
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか?
1週間が経つのは早いですね。あっという間に月曜日になりました。今日も礼拝の中で聖書のお話をさせて頂きますね。
聖書とは1冊の本です。その中にお手紙と呼ばれるものもあります。それを書いた人は一つの思いを持っていました。その思いとは、目には見えない神さまのこころを伝えたい、ということでした。その神さまのこころとは何でしょう。
今朝の聖書のことばは、「あなたがたは神に愛されている子供です」ということば。
お手紙を通して、ここにいるみんな一人ひとりが神さまに愛されている子供だよ、ということを伝えて切れています。神さまはみんな一人ひとりを大切に思ってくれているということを伝えてくれています。
何か良いことしたから大切に思ってくれるのではなくて、良いことをしても、良いことができなくても、どんなときでも、神さまはみんなのことを大切に思ってくれているのです。みんなのこと、全部、神さまは大切に思ってくれているのです。わたしたち人間は良いこともできるけど、悪いこともしてしまうのです。でも、どんなときでも神さまはみんなの全部が好きで大切に思ってくれているのです。このことを知ってほしい、伝えたい、そういう思いで聖書は書かれているのです。このことを思いながら今日も1日、元気で過ごしてくださいね。
今朝、九州地域で大雨によって大変な状況におかれている人たちのことをニュースで知りました。みんなと同じ年齢のおともだちもたくさんおられると思います。大雨によって苦しんでいる人たちのことも神さまは大切に思い、なんとか助けたいと思っておられます。たくさんの人たちの支えがあるようにお祈りしてください。