聖書のことば
「思い煩いは、
何もかも神にお任せしなさい。」
ペトロI 5:7
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか? 先週の金曜日に始業式が行われて新しい学期が始まりましたね。
今日は二学期の最初の月曜日の礼拝です。
今朝の聖書のことばは「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい」ということば。始業式でも唱えた聖書のことばですね。
「思い煩い」とは、「だいじょうぶかな」、「こわい」、「どうしよう」というような不安な気持ちの事ですが、今朝の聖書のことばは、そのような気持ちになったときには、神さまに「たすけてください」とよびかけてね、きっと神さまはその声を聞いてくれて助けてくれるよ、そう伝えてくれています。
みんな、幼稚園に入ってきて少しずつ大きくなっていくにつれ、色々なことを自分でやっていくようにと教わります。しかし、時には自分だけの力ではできないことがあります。大人になっても同じです。どんなに立派な大人になっても、どんなにたくさんのお金を持っていたとしても自分だけの力ではどうしようもないこと、できないことがたくさんあるのです。そんなときは無理に頑張らなくてもいい。甘えていいのです。助けてくださいって求めていいのです。
でも、目には見えない神さまがどのようにしてみんなの声を聞いて助けてくれるのか?そう思うかもしれない。
みんな、周りを見てください。目には見えない神さまの代わりにみんなの周りには先生やおともだち、家族の人などいろんな人がいてくれる。どうしよう、だいじょうぶかな、こわいなって思ったら、みんなのそばにいてくれる人に助けを求めてほしい。神さまはみんなが困らないようにみんなを助けてくれる人を与えてくれるのです。みんなが一人で困らないようにみんなの周りにはいろんな人がいてくれるのです。神さまからの天使のような人がみんなのそばにいてくれて助けてくれるのです。
そのようにして神さまは目には見えないけどいつもみんなのことを見て、声を聞いて、必要なときに、必要な助けを与えてくれるのです。新しい学期が始まり、これからいろんなことにチャレンジしていきますが、いつも神さまに守られていることを信じて楽しく過ごしてくださいね🙂