聖書のことば
「一人の罪人が悔い改めれば、
神の天使たちの間に喜びがある」
ルカ 15:10
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか? 幼稚園に来てくれてありがとう。
今朝の聖書のことばは「一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある」ということば。
むずかしいことばですね。
そのようなことばの中で、一番大切にしたいのは、「ひとり」ということば。
わたしたち人間は良い時も良くない時もあって、たまにおこられてしまうこともしてしまっていつも良いことばかりできるわけではありませんね。みんなのことを想って分け合ったり、助け合ったりしないといけないよ、と言われても自分の好きなようにしたい時もあるし、分け合わずに自分のものにしたい時もあります。人間だからそんな時もあります。
そんな時でも、神さまは、「もう好きなようにする子なので私はこのおともだちのことは知りません。」とは言われない。好きなようにしていても、そのおともだちが困ったり、苦しい想いになったりしてはいないかといつも見守ってくれているのです。
みんなの周りにいる先生も同じように見守ってくれている。みんなが先生のこと、おともだちのことを想うことがなくても、「だいじょうぶかな?」って心配し、みんなのことを見てくれています。
みんな、「一人ひとり」が大事であり、どうでもいいという人はいないのです。一人ひとりのことを神さまは見てくれているのです。
みんな、一人ひとりが神さまに大切にされているおともだちなのです。
その神さまの想いを今日、憶えてくれたらうれしいです🙂