聖書のことば
「その一羽さえ、
神の前で忘れられていない」
ルカによる福音書 12:6
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか?
わたしたちが生きている世界には81億人の人たちが生きていると言われています。そして人間だけでなく、いのちあるさまざまな生き物を合わせると数えきれないほどのいのちあるものがこの世界に生きています。広い海、空にはどれだけの魚や鳥がいるのでしょう。
今朝に聖書の言葉は「その一羽さえ、神の前で忘れられていない」という言葉です。どんなにたくさんのいのちあるものがいたとしても、神さまはすべてのいのちあるものにいのちを与え、そして、すべてのいのちあるもののことを覚えてくれているということ。
わたしたちにとって一番うれしいことは、自分のことをちゃんと見てくれていて、大切に想ってくれているということだと思います。悲しいことは、自分のことを全く覚えてくれていない、見てくれていないということだと思います。
今朝の言葉は、そんな心配はしなくていい、神さまはちゃんと見てくれていて、大切に想ってくれている、ということをわたしたちに伝えてくれています。
本当にそうかな?って思う時があるかもしれない。不安になったり、さみしい気持ちになる時があると思います。
そんな時、みんなの周りにいる先生たちやおともだちがいることを思い出してください。大丈夫だよ、ちゃんと見ているよって言ってくれる先生たちやおともだちがいます。そして、目には見えないけどその先生たちやおともだちのそばに神さまがいてくれているのです。
神さまはみんなに必要な人をちゃんと与えてくれているのです。
そのことを忘れず、安心して過ごしてくれたらうれしいです🙂