2025/3/12 15:15
神様のお話
優しい心の種をまくところー牧羊幼稚園ー

聖書のことば

「ほかの種はよい土地に落ち、芽が出て、百倍の実を結んだ。」

ルカによる福音書信 8:8

チャプレン 司祭 ダビデ林 和広

 

おはようございます。元気ですか? 

 

まだまだ寒い日が続いていますが、だんだんと朝が明るくなる時間が早くなり、夕方も暗くなるのが遅くなってきましたね。冬から春に向かっています。幼稚園のお庭の桜の木や草花を見ますと、今は花は咲いていませんが、桜の木や草花は生きていて、太陽と雨の恵みを受けながら春の準備をしています。ひまわり組さんが幼稚園の卒園し小学校に入る頃、その他のみんなが新しいクラスに進む頃、桜の木には花が咲き、草花も咲くでしょう。

 

今朝の聖書の言葉は「ほかの種はよい土地に落ち、芽が出て、百倍の実を結んだ。」と言う言葉です。

 

種が地に落ちたり、蒔かれたりして草花は成長しますが、種が成長して花が咲くところとそうでないところがあります。しかし、種は蒔きつづけられます。そして、土がよくなったところには花が咲きます。

 

私は幼稚園で神さまのお話を皆みんなにたくさんお話しています。先生たちもみんなに優しい言葉をかけています。すぐにそのお話や言葉がみんなの心の中にスッと入っていく時もあればそうでない時もあります。しかしそうであっても、私も先生たちもみんなに大切な言葉、優しい言葉をかけ続けます。今はその言葉が入っていかなくても、小学生になってから、またもっと大きくなってから、その言葉に気づき、そこに優しい心の花が咲き、その優しい心を分け合うことができるかもしれません。

 

これからも私も先生たちもいろんな大切な言葉、優しい言葉をかけつづけます。大切な心、優しい心の種を蒔きつづけます。みんなの心がどんどんと成長し、優しい心の花がどんどん咲きますように🙂