聖書のことば
「愛の内に歩みなさい」
エフェソの信徒への手紙 5:12
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。元気ですか?
昨日は「母の日」でしたね。私も遠く離れている自分のお母さんに電話して「いつもありがとう」と伝えました。お母さんの支えがあって今もこうして生きることができていることに感謝しました。
みんなもいつもお母さんからのやさしい心をいただいて生きています。「ありがとう」の気持ちを大切にして欲しいと思います。
今日の聖書の言葉は「愛の内に歩みなさい」という言葉です。
「愛」とはいつでもどんなときでも相手を大切に思う心です。「愛」にはいろんなカタチがあります。優しい言葉をかけてくれるカタチで愛を伝えることもあれば、何にも言わなくても静かに見守ってくれたり、困っているときに助けてくれるカタチであらわされる「愛」もあります。
「愛の内に」に歩んでいく。「内に」という言葉」、むずかしいですね。
この言葉の意味は、お母さんの優しい想いに包まれる、いつもその想いの中で生きていくということです。お母さんに抱っこしてもらうとき、お母さんはみんなの体を両手で抱きしめてくれると思います。その時はお母さんの腕の中に包まれていますね。抱っこしてもらっていないときもそのような想いに包まれていることを心にとどめてほしいと思います。
そして、お母さん、みんなのそばには目には見えないけど、神さまが大きな腕を広げて優しく包み込んでくれていることもいつもおぼえておいてくれたらうれしいです🙂