2024年度 主題聖句
「わたしは道であり、真理であり、命である。」
(新約聖書 ヨハネによる福音書 14章6節)
年主題 「さあ、漕ぎ出そう 奏でよう」
10月の聖句 「ひとりよりもふたりが良い。」
(旧約聖書 コヘレトの言葉 4章 9節
10月の主題 「共感する」
・神さまがくださった自分自身、友だちの良いところ、苦手なことを知り、受けとめながら過ごす。
・走ったり、跳んだり、踊ったり、いりいろな遊びで体を動かすことを楽しむ。
・心地よい秋の自然の中、季節の変化(風や草花、虫の声など)を
感じていく。
『人が独りでいるのは良くない』 園長 山田雅人
これを書いている9月半ばを過ぎてもまだ暑さが続いていますが、朝晩は少し秋の涼しい風も感じられるようになりました。園庭では子どもたちが連日ふれあいデー(運動会)に向けて体を動かしています。リレーの応援など大声で盛り上がりを見せています.暑さも吹き飛ぶ賑わいです。
10月の聖句「一人よりも二人が良い」の起源は、神様が人間を造られたという創世記2章18節の言葉「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」です。人(アーダーム)が独りでいるのは良くないと、神様は対等に向き合う関係のパートナー(エバ)を造られました。ここには、男女両性の対等性が言われていいます。人は一人では生きられず、対等に向き合うパートナーがいて初めて、「人間らしく」生きられるのだと言うことです。
このことは子どもたちのお友達同士の関係についても同じです。時には独りでいるのも悪くないですが、友だちと一緒に過ごすことは成長の糧です。それも、主従、上下、先後、優劣といった序列には縛られない、あくまで対等な関係が本当の友人です。二学期の行事も、友だち同士お互いが対等に向き合える関係で、たくさん心と身体を動かして楽しんで欲しいと思います。