2023/6/1 10:00
園長先生の小窓
6月のお話(2023)

 5月8日からコロナ感染症が5類にかわりマスクの対応なども変わってきました。この3年あまりのマスク生活の影響があるかと思います。私がマスクを外して顔の印象が違い戸惑った子がいましたので、これもその一つですね。これからも体調管理に気を付けながら、いろいろな活動を進められたら良いと思います。

 幼稚園の学びは学校と違い教科ではありません。牧羊では、英語あそび、体育遊び、絵画と講師の先生による取り組みもありますが、クラスの中での遊びや活動、生活そのものが学びとなります。自宅の玩具は自分用ですが、幼稚園の玩具は共有ですので、取り合いが起こります。「貸して」「後でね」「順番交代ね」など関りに必要な言葉を知り、年中からはお互いの気持ちを理解しながら遊びを進めていくにはどうしたらよいか、優しい言い方はどうなのか等、人との関わり方について遊びの中でトラブルに対応しながら学んでいきます。6月にはお店屋さんごっこが行われますが、「物の売り買いについて」「数の認識」「形の認識」「考えて(工夫して)作る」「協力して用意する」など一つの活動の中にも沢山の学びがあります。日々の経験から沢山の学びに繋がると良いですね。