2023/10/15 10:00
園長先生の小窓
7・8月のお話

 4年ぶりにプールを始めました。子どもたちも楽しくプール遊びをしています。最近は顔をタオルで拭くようで洗わないお子さんが増えていて、顔に水がかかるのに抵抗のあるお子さんが多いようです。顔を洗うと目覚めがはっきりしますし、年長さんはできていると良いですね。水遊びやおふろのシャワーなど機会を通して慣らしていけると良いです。

育児は目先(今の状態)の大変さにとらわれがちですが、最終目標は何でしょうか。子どもが社会人として自立していけるように年齢に応じて育てていくことです。ご家庭によって子育ての方針や手段は違うことはありますが、就学までに育っておいた方が良い内容は同じです。2年前に高濱正伸先生の「おやくそく」「あんしん」(園児向き)、「1ねんせい」「おさほう」(小学1・2年向き)などの絵本を紹介しました。小学校就学までに身についておくと良い事柄が子どもにわかりやすく書かれています。この5月に発売された、齋藤孝先生の「ひとりでできるよ!」も同様です。年長さん向けですが、その前からも取り組めることもあり、保護者としてどの様なことを育てていったらよいかの参考になりますので、一家に1冊あると良いかもしれません。

 もうすぐ幼稚園部は夏休みになり、保育園部の方も夏期休暇を取られると思いますが、1学期に自分でできていた(頑張っていた)のに、2学期初めにできなくなっている子がいます。折角身についてきた習慣ですので、お家で過ごす時も自分で頑張る機会をもっていただければと思います。今年も暑い夏かと思いますが、体調に気を付けて、ご家族での楽しい夏にしてください。