2024/2/1 10:00
園長先生の小窓
2月のお話

 暦の上では間もなく春ですが、まだまだ寒い毎日です。朝寒いと布団から出たくなくなります。エアコンのタイマーをかけて部屋を暖めておいて、必死で起きています。きっと子どもたちも同じ気持ちでしょうね。

 私は忙しくなると、家事で手を抜き出すのが掃除です。数年前の園児が年長時の誕生日に自分の部屋用の掃除機を買ってもらった話を聞いて、しっかり片付けが身についているとびっくりしました。片づけができるようになると部屋がすっきりし、作業効率があがり、勉強も集中して取り組みやすくなります。又、自立に必要な力・決断力・まとめる力・継続力がアップします。取捨選択を判断し、自分のことを自分で決めることで決断力が増します。身の回りの物を整えることでまとめる力が養われます。毎日続けることで最後まであきらめず頑張り力となりやり遂げたことで自信に繋がります。とはいえ片付けてもすぐ散らかす子どもに片付けなさいと言い続けるのは大変ですね。幼稚園ではできるのにお家ではしないケースもあります。幼稚園では1日の流れがあり切り替えしやすいのと、お友だちとするため片付けも遊びの一つとして楽しめているのかもしれません。片付けのポイントとしては①「物の確認と整理」子どもと一緒にいらないものを捨て、物を減らす。(どうしても捨てたくないという場合は写真に撮って残す)②「取り出しやすい、片付けしやすいを意識して配置する。」よく使うものは近くに、漫画など勉強に集中しにくいものは視界に入らない場所に置く。小さい子には収納箱の色分けや、絵・ラベルを貼る(収納箱に蓋を付けない)③「基本は出したらしまう」です。ちょっと工夫をすると片付けやすくなるかと思います。

昨年から少しずつ断捨離を始めました。今年は私もすっきり生活を心掛けたいと思います。