2022/7/12 10:38
園長先生の小窓
6月のお話

 暑く感じる日も増えてきましたが、幼稚園の子どもたちはとても元気です。

5月に林司祭がミニテニスの道具一式を牧羊幼稚園に貸してくださいました。林司祭はテニスの選手でしたので、ミニテニスで子どもたちと遊びたいそうです。

園庭に道具を出すと興味のある子どもたちが群がってきました。ネット越しにボールを打ちだしますが、なかなかうまくいきません。うまくいかないと、違う遊びに替わる子もいました。誰しも「上手く打つこと」を意識しがちですね。林司祭は、「ラケットを使って、ボールと仲良くなることが大切です」と教えてくださいました。一人でラケットを使ってボールを連続で弾ませたり、二人でボールのキャッチボールをしたり、素振りをするなど、地味で面倒くさいことですが大切な練習です。大変でも頑張れる原動力は「上手になりたい」と思える事(意欲)でしょう。私たちの生活も身の回りの始末も、衣服の着脱や畳むこと・片付けなど地味で面倒くさいと感じることは沢山ありますが、生活していくうえでは大切な事ですので、意欲をもってできると良いですね。

ミニテニスは子どもたちのお気に入りになっています。これからもいっぱい遊んでね。